金豚の投資ブログ

お金・投資のことについて有益な情報を提供します!

【真理】_投資をする必要があるということ。

みなさんこんにちは!金豚です。

今回は、なぜ投資をする必要があるのか?について、トマ・ピケティ氏の著書『21世紀

の資本』(2013)を基に金豚なりの見解も交えてお話をしたいと思います。この記事を見

て頂いている方々は投資に興味がある、またはすでに取り組んでいる人だと思います

が、1つの概念としてシェアできれば幸いです!

 

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大前提として、当ブログにて公開した内容については金豚が経験等に基づく個人的な見解となります。正確性の100%担保はできません。最終判断はご自身の責任とご判断で行っていただきますようお願い申し上げます。当ブログにより何らかの損失が発生した場合でも理由の如何を問わず責任は負えませんので、何卒ご了承ください。

 

1.トマ・ピケティって誰よ?

 トマ・ピケティ(Thomas Piketty)は、フランス出身の経済学者。特に経済的不平等

 と資本の蓄積に関する研究をしています。経済学だけでなく、社会学政治学など、

 多岐にわたる分野にも大きな影響を与えています。以下に、彼のプロフィールなどを

 まとめました。

 ★プロフィール 

  ・生年月日 1971年5月7日
  ・出身地 フランス
  ・主な研究分野
   経済的不平等(超重要)

   富や所得の分配の変化や格差の拡大メカニズムを分析。
   資本主義の歴史と影響:

   歴史的視点から、資本が経済や社会に与える影響を解明。
   富の再分配

   課税政策や公共政策が社会的公平に与える役割を提案。
  ・代表的な著作『21世紀の資本

   2013年に発表され、世界的なベストセラーに。日本語版も出版されています。

 

2.投資をする必要があるとは?

 タイトルにある通り、今回の記事は【投資をする必要がある】ということについて、

 このトマ・ピケティの著作『21世紀の資本』から科学的に証明されています。主な

 内容として、歴史的データを基に、19世紀から現代までの所得・富の格差を分析して

 います。主な結論としては以下の通りです。

 【資本収益率 (r) が経済成長率 (g) を上回ると、格差が拡大する「r > g」】

 ここで用語の解説をしますと、

 r:資本収益率 (Rate of Return on Capital)
 資本(不動産、株式、債券など)の所有によって得られる収益率を指します。

 資本収益には配当、地代、利子、資産価値の増加(キャピタルゲイン)が含まれま

 g:経済成長率 (Growth Rate of the Economy)

 国全体の経済成長率、具体的には所得や生産量(GDP)の増加率を指します。

 ゆえに、金豚の解釈としてr>gとは、投資をすることがサラリーマン収入を長期的に

 みると上回る状況を表現していることと理解しています。。

 上記をもう少しわかりやすく言い換えると、【資本】によって得られる富、つまり

 投資をすることによる資産運用により得られる富は、【労働】によって得られる富

 よりも成長が早いということを示しています。もっと言えば『金持ちはより裕福に

 なり、労働でしか富を得られない人は相対的に永遠に裕福になれない』ということに

 なります。クソ残酷な真実ですね。以下にわかりやすい図があったのでこちらも

 シェアします。

 

参考 https://oneinvest.jp/le-capital/

 さらにピケティは、この不等式が満たされると、以下のような経済的影響が発生

 すると指摘しました。

 ・資本の集中
  資本収益が経済成長を上回る場合、既に資本を持つ人々(資産家)は、その資産を

  さらに増やすことが容易になります。一方、資産を持たない労働者階級の所得は、

  上図のように経済成長に比例してしか増えないため、格差が拡大します。しかも

  その差は絶対に埋まることはなく、富める者はさらに富みます。

 ・不平等の再生産
  富裕層が子供や孫といった次世代に資本を相続することで、富の格差が固定化さ

  れ、経済的不平等が次々と再生産されます。

 

3.ただのサラリーマンが富めるようになるには?

 すでに結論は出ていますが、【投資】をする以外にありません。副業でもOKなのです

 が、基本的にはお金自身に働いてもらい、さらに富を増やしていく方が現実的です。

 日本は資本主義を導入しており、良くも悪くも金を稼ぐ道は自分自身で見つけるしか

 ないのです。この不平等の拡大を是正することは困難であり、この状況を規制すると

 もはや民主主義ではなくなる可能性すらはらんでいます。参考までに、ピケティが

 提言した内容を紹介します。

 ・累進課税
  富裕層に対する累進的な資産税を導入し、資本の集中を抑制する。

 ・所得再分配政策
  高所得者への課税強化と社会福祉の充実を図る。

 ・教育への投資
  全ての人が平等に教育を受けられる環境を整備し、労働者の生産性と所得を向上

  させる。

 実はこの中の「教育への投資」に普通のサラリーマンが成功できるカギがあります。

 別記事で書きましたが、ファイナンシャルプランニング技能士の内容は非常にタメに

 なります。投資が必要とはいうものの、まずは適切な節約や節税、保険の見直し

 など、収入を増やすことも大切ですが、支出を工夫することも同じくらい大切です。

 ただのサラリーマンが富めるようになるまで時間はかかりますが、意外にもFIREと

 いった経済的自由を得ている人もたくさんいます。

invester-gold-pig.com

 

4.金豚の見解とまとめ

 今回は、ピケティの r > g について紹介しました。この記事を書かずとも、お読み頂

 いている方にとっては、この経済的不平等を理解することは簡単だと思います。

 金豚も上述のように、もちろん投資もしていますが、富裕層でもない限りは決して

 一朝一夕で資産は形成できません。少しずつですが、長い時間をかけて投資などに

 取り組むことによって富裕層に近づけるものだと思うことが非常に大切です。

 この記事を書いている2024年11月現在では、年末ジャンボ宝くじの話題が出ておりま

 す。そのような当たるかわからないものに自身の大切なお金を投入するならば、少し

 でもS&P500や全世界株式など、投資信託の積み立てに投じた方がよほどマシです。

 もし読んだことがない方はぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか。

 ここまでお読み頂きありがとうございました!皆さんの投資判断の一助になれば幸い

 です!

ファイナンシャルプランナーへの相談に興味がある方はこちら。

 

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