金豚の投資ブログ

お金・投資のことについて有益な情報を提供します!

【FIRE】_経済的自立と自由な暮らしとは?

みなさんこんにちは!金豚です。

今回は、数年前から話題になったFIREについて解説します!メリットとデメリットも

交えて金豚の見解も含めてお話をしたいと思います。

 

※このページは広告を含みます

 

大前提として、当ブログにて公開した内容については金豚が経験等に基づく個人的な見解となります。正確性の100%担保はできません。最終判断はご自身の責任とご判断で行っていただきますようお願い申し上げます。当ブログにより何らかの損失が発生した場合でも理由の如何を問わず責任は負えませんので、何卒ご了承ください。

 

 

1.FIREってなんですか?

 FIRE(Financial Independence, Retire Earlyの頭文字をとってFIRE)とは、経済的独立

 を達成し、早期リタイアを目指すライフスタイルや哲学を指します。この概念は、

 生活費を賄うための資産を築き、従来の仕事に縛られない自由な生活を送ることを

 目標としています。つまり、サラリーマンであればお金を貯めまくってやりたくも

 ない仕事をせず、自由気ままに生きる・・・というモノです。

 

2.FIREの種類

 冒頭でFIREの定義についてお話をしましたが、そうは言っても達成は簡単ではなく、

 生まれた時から大金持ちの家や地主といったような、人生イージーモードでない

 サラリーマンなどが大多数です。そのため、FIREにはいくつか種類があり、以下に

 紹介します。FIREにはいくつかのアプローチがあり、目指すライフスタイルや必要な

 資産額によって異なります。

 ・Lean FIRE(リーンファイア)

  必要最低限の生活費を抑えたミニマリスト的な生活。田舎の山奥で自給自足の

  生活をするようなイメージです。(別に田舎に行く必要はありません)

  いわゆる「子供部屋おじさん(こどおじ)」のように、最低限の生活インフラが

  あれば生きていける状態であればこれに該当すると考えます。
 ・Fat FIRE(ファットファイア)

  余裕のあるライフスタイルを維持しながらリタイアすること。冒頭の人生イージー

  モードの家系に生まれた方はこれに該当します。また、若くして起業して巨万の

  富を得た方などもこれに該当します。
 ・Barista FIRE(バリスタファイア)

  フルタイム勤務は行わず、パート・アルバイトのような労働を続けつつ、収入と

  投資資産で生活費を賄うことです。(金豚の理想形)

  サイドFIREもこちらに該当すると考えています。
 ・Coast FIRE(コーストファイア)

  一定額の資産を早期に築きながらもあえて働くことを続け、その後は資産運用の

  成長に任せるもの。老後は安泰。

以下の図がわかりやすかったので皆さんにシェアします。

参考 https://plac.jp/fudonavi/what-is-fire

 

3.FIREのメリットとデメリット

 とは言いつつも、FIREが必ずしもその人に幸せをもたらすとは限りません。簡単に

 メリットとデメリットを解説します。

 ◎ メリット

 ・経済的に自由になり、お金に困らなくなる

  資産が生活費をカバーするため、働く必要がなくなり、好きなことに時間を費やす

  ことができるようになります。
 ・ストレス軽減による精神的安定性の確保

  経済的安定が得られることで、仕事や収入に関するプレッシャーが減少します。

  また、毎日朝早く起床し、満員電車に揺られて体力を削ることなく、残業による

  メンタルへのオーバーキルを感じずに生きていくことができます。
 ・柔軟なライフスタイル

  好きな場所で暮らし、趣味や自己成長に集中できます。「晴耕雨読」という言葉の

  通り、例えば晴れている日の朝は散歩に行き、帰宅後にゆっくりコーヒーを嗜み、

  ネットサーフィンや趣味に没頭。夜はゆっくり漫画でも読みながら寝る・・・

  という文面では超勝ち組の生活をすることができます。
 ・早期リタイア後の充実感を得ることができる

  自由に使える時間を活用して旅行、ボランティア、創作活動など、新たな挑戦が

  可能になります。ヒマを持て余してしまうなら起業してみるのもよし、とにかく

  素晴らしい充実感を得ることができると考えています。
 

 ✖ デメリット
 ・高い資産目標を達成する必要がある

  FIREを達成するには、多額の資産(一般的に年間生活費の25倍以上)が必要です。

  必ずしも1,000万円以上といった金額を用意する必要はありませんが、決して安い

  金額ではFIREは無理です。というよりもFIREと言っていいのかわかりません・・・
 ・リスクは少なからずつきまとう

  投資によって資産形成をしている方は、今のパフォーマンスが永年同じように続く

  とは限りません。市況などによって低下したりします。また、予期せぬ支出(病気

  による入院医療費など)が発生した場合、計画が崩れる可能性があります。

  少なくとも起こり得る事象として覚悟をしておく必要があります。
 ・生活水準に制限がかかる

  Lean FIREの場合、生活費を厳しく管理しなければならず、自由度が低い場合もあり

  ます。それ以外にもうまくいっていた副業が突然できなくなることによる収入低減

  や、パート・アルバイト先からの解雇などもあり得るので比較的質素な生活を求め

  られます。ただし、Fat FIREは例外です。使い切れないほどのお金があるので・・
 ・社会的孤立と生きがいの喪失(これが1番のデメリット)

  早期リタイアによる仕事からの切り離しで、社会との接点が減る可能性がありま

  す。というのも、はた目から見ればニートと変わりません。自分の家の周りで変な

  うわさを立てられるかもしれません。また、周りの人が働いている中で、自分だけ 

  が働いていないことに違和感を感じる場合があります。そして1番の敵は「時間」

  です。FIREを目的に頑張った人にありがちなのが、FIREそのものを目標としてしま

  い、本当にやりたいこともない場合はまさかの「脱FIRE」という結末を迎えること

  もあります。時間が有り余るからこそ、好きなことをしても、すぐに飽きてしまう

  可能性があります。

 

4.FIREを達成するステップ

 FIREを達成するための基本ステップは以下の通りです。
 ・目標を明確にする

  FIRE後に必要な年間生活費を計算し、それをカバーするための資産額を設定しま

  す。一般的には4%ルールと言われています。このルールについては、以下の記事で

  解説されているので参考までにシェアします。インフレが加速している今の日本で

  は、もしかするとFIREのハードルはめちゃくちゃ高くなるかもしれません・・・www.f-academy.jp

 

 ・支出の削減と見直し

  無駄な支出を減らし、貯蓄率を上げます。特に車や家のローンなどの支出は大き

  く、また将来起こり得るライフイベントに合わせた支出(子供の進学や慶弔費

  など)も見込んでおく必要があります。
 ・収入の最大化を目指す

  FIREを達成するまでの会社員期間における給与収入、副業、投資収益などで収入を

  増やします。また株式、不動産、投資信託などで資産を運用し、長期的に成長させ

  ます。2024年1月から始まった新NISAのように、毎月一定額を積み立てることで

  FIREに近づきます。

5.FIREに向いている人と、金豚の見解とまとめ

 ここまで長々とFIREについて解説してきました。金豚も例に漏れずFIREについて色々

 調べてきました。その上で向いている人は、「長期的な目標にコミットできる」

 「貯蓄や投資がきちんとできる」「シンプルな生活に満足できる」といったような

 事柄が挙がりますが、上述したように【労働以外で人生の充実感を見つけられるか】

 これに尽きると思います。正直、金豚がFIREを達成できたことを想像したとき、

 恥ずかしい話ですがやりたいことや達成したい人生の目標といったような野望や

 野心がありません。おそらく、達成したとしても早々に生活に飽き、ボケるだけだと

 理解しています。FIREはすべての人に向いているわけではありませんが、自分のライ

 フスタイルや目標に応じて部分的に取り入れることも可能です。どの程度の自由を

 目指すかを考え、自分に合ったプランを構築することが大切だと思います。

 

ここまでお読み頂きありがとうございました!皆さんの投資判断の一助になれば幸いです!

 

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