みなさんこんにちは!金豚です。
今回は、【iDeCo】について解説していきたいと思います!将来の資産形成として良く耳にするかと思いますが、いったいどのようなものなのか?について解説していければと思います。
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大前提として、当ブログにて公開した内容については金豚が経験等に基づく個人的な見解となります。正確性の100%担保はできません。最終判断はご自身の責任とご判断で行っていただきますようお願い申し上げます。当ブログにより何らかの損失が発生した場合でも理由の如何を問わず責任は負えませんので、何卒ご了承ください。
1.iDeCo(イデコ)ってなに?
以前、以下の記事にて少し触れましたが、iDeCo(個人型確定拠出年金)は、日本の
個人向け年金制度で、自分で掛金を拠出し、その資金を自らが運用することで将来の
年金を準備する仕組みです。iDeCoは、節税効果があるほか、自分に合った運用方法
で資産形成を進められることが特徴です。自分で積み立てる年金制度のため、公的
年金とは別に、自分が選んだ金融商品で運用を行い、その運用益を含めて受け取る
ことができます。
invester-gold-pig.hatenablog.com
2.iDeCoの仕組み
iDeCoでは、個人が毎月の掛金を拠出し、専用口座で運用します。運用で得られた
利益や元本は60歳以降に受け取ることができ、老後の資金として利用します。掛金を
どのように運用するか(投資信託、定期預金、保険など)は、自分で選択可能です。
・加入対象
日本国内に住む20歳以上60歳未満の方が加入可能です(会社員、公務員、自営業、
専業主婦など)。少し堅い表現ですと、国民年金の第1号被保険者または第2号被保
険者、国民年金の第3号被保険者で、国民年金基金に加入している人
・掛金の上限
職業によって掛金の上限が異なり、例えば、自営業者は月68,000円、会社員は
月12,000~23,000円、公務員は月12,000円までなどとなっています。
・運用商品
投資信託、定期預金、保険などが選択可能で、リスクを抑えた運用から高い
リターンを狙う運用まで幅広い選択肢があります。
3.iDeCoのメリットとデメリット
◎メリット
・掛金が全額所得控除される
iDeCoの掛金は、全額が所得控除の対象になるため、節税効果が大きいです。
所得税や住民税が減額されるため、手取りの増加に繋がります。
・運用益が非課税
iDeCoの運用益は非課税であるため、通常の投資と比較して、効率的に資産を
増やすことが可能です。一般的な投資であれば20.315%の税金がかかりますが、
iDeCoではその税金がかかりません。
・受取時の税優遇
iDeCoで積み立てた資産を受け取る際も「退職所得控除」や「公的年金等控除」
が適用されるため、他の年金よりも税制上の優遇を受けやすいです。
・老後資金の確保
自分で積み立てた資金を60歳以降に受け取ることで、老後の資金にあてることが
できます。受取方法も一時金か年金形式かを選べるため、自分のライフプランに
合わせて計画的に準備ができます。
◎デメリット
・60歳まで引き出し不可(解約制限)
iDeCoの資産は、60歳になるまで原則として引き出すことができません。したが
って、急に資金が必要になった場合には対応が難しいため、他の資産とのバラン
スを考慮して運用する必要があります。ただし、見方を変えればうかつに取り出
す心配がないため、人によっては強制的に預金をする・・・といったメリットに
もなり得ます。
・運用リスク
投資型の商品、例えば投資信託を選んで運用した場合、市場の変動により資産が
増減する可能性があります。運用次第では元本割れが発生するリスクもあるた
め、あなた自身のリスク許容度を踏まえた商品選びが重要です。
・手数料がかかる
iDeCoでは、口座管理費や運用商品に対する手数料がかかります。毎月の口座
管理費や運用商品の信託報酬などが発生するため、手数料が運用益に影響を及ぼ
す可能性があります。
・手続きがやや複雑
加入手続きや運用商品の選択など、手続きがやや複雑な場合があります。
4.金豚の見解とまとめ
ここまでメリットとデメリットを書いてきましたが、補足でまとめと見解も踏まえて
終わりたいと思います!
★iDeCoを利用する際のポイント
・リスク許容度に応じた運用
安定性を重視する場合は定期預金、リスクを取ってリターンを狙う場合は投資
信託が適しています。
・長期運用を意識
iDeCoは長期的な資産形成が前提であるため、短期的な運用よりも長期視点での
計画が重要です。
・税制メリットを活用する
所得がある人にとっては節税効果が大きいため、掛金の上限を活用することで
節税効果を最大限活かせます。
★iDeCoの選び方
・金融機関の選び方
取扱商品、手数料、サポート体制などを比較検討しましょう。特に制限がなけ
ればネット証券で口座を開設することがオススメです。
・商品の選び方
自分のリスク許容度や投資期間に合わせて商品を選びましょう。
・掛金額の決め方
節税効果と老後資金の目標額を考慮して決めましょう。(あまり負担にならない
ように注意してください。)
★iDeCoの注意点
・制度は変更になる可能性あり
2024年12月に、以下のリンクにあるような変更があります。
制度自体が消えるといった極端な変更は聞いておりませんが、今後も少しずつ
税制優遇の内容などが変更になる可能性があるため、最新の情報を確認することが
必要です。また、ファイナンシャルプランナーのような専門家のアドバイスを聞
き、iDeCo自体が複雑な制度のため、適宜相談することをおススメします。
ここまでお読み頂きありがとうございました!皆さんの投資判断の一助になれば幸いです!
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