みなさんこんにちは!金豚です。
今回は、不動産投資ではなくあまり聞かない【個人年金保険】について解説していきたいと思います!金豚自身も加入していますので、実体験も交えながら参考にしていただければと思います。
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大前提として、当ブログにて公開した内容については金豚が経験等に基づく個人的な見解となります。正確性の100%担保はできません。最終判断はご自身の責任とご判断で行っていただきますようお願い申し上げます。当ブログにより何らかの損失が発生した場合でも理由の如何を問わず責任は負えませんので、何卒ご了承ください。
1.個人年金保険とは?
個人年金保険は、将来の年金を積み立てるための保険商品で、老後の生活資金を確保
するために利用されます。契約者は保険会社に一定の保険料を支払い、設定された
年齢に達した時点で年金として受け取れる仕組みです。イメージとしては、この記事
を読んで頂いているあなたが、一定の保険料(金額)を積み立て、保険会社が運用を
していくものです。運用には円建てやドルなどの外貨建てといった種類があります。
2.個人年金保険の特徴
・税制優遇
個人年金保険は「個人年金保険料控除」という税控除の対象になります。年間支払
額に応じて所得税や住民税の控除が受けられ、節税効果も期待できます。だいたい
の会社では年末調整の際にこの控除項目の手続きを行います。ちょうどこの記事を
書いている2024年10月27日現在、金豚の会社でも絶賛年末調整の案内が来ており、
上述の控除手続きをしました。
・受取方法に種類がある
年金受取には、以下のような方法があります。
◎確定年金(有期年金含)
契約時に決めた一定期間にわたり年金を受け取る方法。”期間中に生存している
限り”といった文言がついている場合もあります。多くは契約時に定めた一定期間
に従って年金を受け取れます。(5年・10年・15年など期間がポピュラー)
年金受取期間中に被保険者が死亡した場合、残りの期間に対応する年金、または
一時金を受け取れます。死亡給付金(=解約返戻金)は、払い込みが短いと総支払
額よりも少ないことも特徴です。以下の図がイメージです。
◎保証期間付終身年金
年金受取開始後、保証期間中は被保険者の生死に関係なく年金を受け取れ、その後
は被保険者が生存している限り一生涯年金を受け取れます。保証期間中に被保険者
が死亡すると、残りの保証期間に対応する年金、または一時金を受け取れます。
終身年金に保証期間が付いたもので、保証期間中に死亡した場合は遺族が受け取る
ことができます。以下の図がイメージです。
・元本保証と運用リスク
一部の個人年金保険は元本保証がありますが、運用タイプの個人年金保険では投資
リスクも伴う場合があります。特に変額個人年金保険の場合、株式や債券で運用
されるため、市況や為替等によっては受け取り額が増減することもあります。
・解約返戻金
上述しましたが、加入から短い期間で途中解約した場合、一定の返戻金が受け取れ
ますが、払込金額よりも少なく変換されるため元本割れすることもあります。
比較的すぐに現金化は可能になりますが、預入には注意が必要です。
3.個人年金保険とのメリットとデメリット
実はこの記事を書こうとしたきっかけは、制度が2024年から変わって新しくなった
NISAやiDeCoと個人年金保険が比較的似てる部分があり、しっかり比較したいと思っ
たからです。3種類それぞれの手法は、老後の生活資金を補うために有用な手段で
す。しかし、安定性や流動性、保険料の支払いや運用リスク、解約リスクをきちんと
理解した上であなたのライフプランに合った商品を選ぶことが重要です。以下の図が
わかりやすかったのでシェアします。
改めて上記の図を基に、個人年金保険、NISA(少額投資非課税制度)、そしてiDeCo
(個人型確定拠出年金)について、それぞれ異なる仕組みや税制優遇があります。
以下で、それぞれの特徴とメリット・デメリットを詳しく比較します。
・特徴
上述の通りとなっておりますので、そちらを参照ください。
・メリット
安定性が高い
リスクが少なく、契約時に受け取る金額がある程度確定しているため、将来の
生活設計が立てやすい。
税制優遇
保険料控除が適用され、所得税や住民税の節税が可能。
死亡保障がある
契約者が死亡した場合に家族へ保険金が支払われるケースが多い。
・デメリット
リターンが低い
リスクが低い分、期待されるリターンも少なく、インフレに弱い。
途中解約のリスク
途中で解約すると解約返戻金が元本を下回る場合があり、損失が発生する可能性
がある。
流動性が低い
契約期間中に資金を引き出しにくい。
◎新NISA
・特徴
NISAは、少額からの投資を対象に、一定の期間内での利益や配当が非課税となる
制度です。2024年の改正によって1人あたりの生涯非課税枠が最大1,800万円と
設定されました。また、新しく「つみたて投資枠」として年間上限120万円、
「成長投資枠」として年間上限240万円が定められました。そのため、最短で
非課税枠を埋めようとすると360万円×5年=1,800万円となります。
・メリット
非課税メリット
NISAの運用益や配当金が非課税になるため、運用効率が上がります。
自由な引き出し
いつでも資金を引き出すことが可能で、流動性が高いです。
多様な投資対象
・デメリット
運用リスク
市場の動向によって元本割れのリスクがある。
非課税期間の制限
上述の通り、非課税枠が限られているため、1,800万円を超える部分は課税対象に
なります。
・特徴
iDeCoは、自分で掛け金を拠出し、積み立てながら運用する私的年金制度です。
加入者が投資先を選び、年金資産を増やしていきます。
・メリット
税制優遇が大きい
掛金が全額所得控除の対象となるため、所得税や住民税の節税効果が高いです。
非課税運用
運用益が非課税であるため、積立時からリタイア時まで運用効率が良いです。
老後資金の確保
60歳以降に受け取ることで、老後資金としての蓄えに適しています。
・デメリット
流動性が低い
原則60歳まで引き出しができないため、途中での解約や資金引き出しができませ
ん。
運用リスク
投資先を自分で選ぶため、運用がうまくいかない場合には元本割れのリスクがあ
ります。
手数料がかかる
口座管理手数料や運用手数料などの費用がかかります。
すでに比較表は出しておりますが、簡単に文字でも詳しくまとめました。
項目 | 個人年金保険 | NISA | iDeCo |
---|---|---|---|
税制優遇 | あり(保険料控除) | あり(運用益非課税) | あり(掛金全額所得控除・運用益非課税) |
引き出し | 制限あり(途中解約でリスクあり) | 自由 | 60歳まで不可 |
リターン | 低め | 中〜高(投資先により異なる) | 中〜高(投資先により異なる) |
リスク | 低め | 中(市場リスクあり) | 中(市場リスクあり) |
おすすめ用途 | 安定した老後資金確保 | 中期的な資産運用、非課税メリット | 老後資金の確保・節税 |
4.まとめと金豚の見解
どのような方が向いているのかについて、ステータス別にまとめました。
・短期〜中期の資産運用を考えている方
NISAが適しています。非課税で自由に資金を引き出せ、柔軟な運用が可能です。
・老後の資金を確実に確保し、税制優遇を最大限に活かしたい方
iDeCoが適していますが、流動性が低い点に注意が必要です。
・リスクを抑えた安定的な資金運用を求める方
個人年金保険が最も候補となります。
金豚的には、正直個人年金保険のメリットはあまり感じておりません。確かに安定
ではあるものの、新NISAのほうが圧倒的に運用成績が良いです。そのため、現状では
完全に現金を運用会社に預け入れて運用をしてもらい、少しでも増えればいい
か・・・くらいのレベルです。実は、新卒時に入社した会社において完全に営業の方
からの口車に乗ってしまい、契約した挙句、今になっても後悔している次第です。
現在では円安も進み、いよいよメリットもほぼなくなってきておりますが、何か急に
キャッシュが必要になった場合に備えて積み立てたままにしております。ぜひ、皆様
のライフステージやライフプランに応じた運用商品にチャレンジしてみてください!
ここまでお読み頂きありがとうございました!
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