みなさんこんにちは！金豚です。
今回は、不動産投資の中でもREIT（不動産投資信託）と不動産クラウドファンディングの違い、特徴を踏まえて比較・解説をしていきたいと思います。タイトルの部分にどちらが高い・低い、有利・不利といった表現を入れています。
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大前提として、当ブログにて公開した内容については金豚が経験等に基づく個人的な見解となります。正確性の100％担保はできません。最終判断はご自身の責任とご判断で行っていただきますようお願い申し上げます。当ブログにより何らかの損失が発生した場合でも理由の如何を問わず責任は負えませんので、何卒ご了承ください。
- 1. 仕組みと投資形態
- 2. 流動性 REIT ＞ 不動産クラウドファンディング
- 3. リスクとリターン REIT ＜ 不動産クラウドファンディング
- 4. 最低投資額 REIT ＜ 不動産クラウドファンディング
- 5. 管理・運営 REIT ＝ 不動産クラウドファンディング
- 6. その他
- 7．金豚の見解とまとめ
REITと不動産クラウドファンディングについては、別個でメリットとデメリットを記事にしておりますので、良ければこちらも参照ください。
invester-gold-pig.hatenablog.com
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それでは、REITと不動産クラウドファンディングについて、それぞれの特徴を比較してみましょう。
1. 仕組みと投資形態
・複数の不動産に分散投資する仕組みで、投資家から集めた資金を基に不動産を
運営し、その収益（賃料や売却益）を投資家に分配します。証券取引所に上場
している場合が多く、株式のように売買できます。
・投資家は証券（REIT）を購入することで、不動産全体に間接的に投資します。
◎不動産クラウドファンディング
・インターネットを通じて複数の投資家から資金を募り、特定の不動産プロジェク
トに投資する形です。通常は特定の不動産や開発プロジェクトに対する小口の
出資であり、そのプロジェクトの収益が投資家に配当されます。REITよりも小
規模の特定物件や開発案件に投資する傾向があります。
REIT自体は不動産業界全体へ、不動産クラウドファンディングはおおよそ1物件、
１プロジェクトに資金投下するイメージです。
2. 流動性 REIT ＞ 不動産クラウドファンディング
◎REIT
証券取引所で取引されているため、株式のように市場で自由に売買できます。
そのため流動性が高く、必要に応じて現金化しやすいです。
◎不動産クラウドファンディング
基本的に投資した資金はプロジェクトが終了するまでロックされ、途中で自由に
売却することはできません。つまり、流動性は低いです。
3. リスクとリターン REIT ＜ 不動産クラウドファンディング
◎REIT
分散投資が可能なため、個別の不動産リスクを軽減できます。ただし、株式市場
全体の影響を受けるため、市場の変動リスクが伴います。また、リターンは比較的
安定しているものの、株式市場の価格変動に連動することが多いです。
◎不動産クラウドファンディング
特定の不動産プロジェクトに対する投資であるため、プロジェクトが成功すれば高
いリターンが期待できる一方、失敗すれば元本割れするリスクもあります。プロジ
ェクトごとのリスクが大きく、分散が難しい場合もあります。
4. 最低投資額 REIT ＜ 不動産クラウドファンディング
◎REIT
比較的少額から投資でき、一般的な証券会社を通じて株式のように購入できます。
数万円程度から始められることが多いです。
◎不動産クラウドファンディング
プロジェクトごとに最低投資額が設定されており、数万円から投資できる場合も
ありますが、プロジェクトによっては高額の出資を必要とすることもあります。
場合によっては〇百万単位であることもあります。
5. 管理・運営 REIT ＝ 不動産クラウドファンディング
◎REIT
専門の運用会社が物件の運営や管理を行い、投資家はその運用に任せる形です。
投資家自身が運営に関与することはありません。
◎不動産クラウドファンディング
クラウドファンディングを通じて運営会社が物件の管理を行いますが、投資家自身
は運用の意思決定には関与しません。投資対象は事前に詳細に説明されます。
6. その他
- 市場規模では、REIT（J-REIT）が約16兆円（2023年6月時点）、不動産クラウドファ
- ンディングが約604.3億円（2022年度）と大きな差があります。詳細は以下のサイトに
- 記載されています。
7．金豚の見解とまとめ
別の記事でまとめつつ、本記事も含めて長々と解説してまいりましたが、金豚の見解と
しては【流動性重視・安定収益】を求める場合はREITが優勢、気になる特定プロジェク
トへの投資や【高いリターンを狙う場合は】不動産クラウドファンディング（ただし、
元本割れなどのリスクも高め）が優勢と判断しています。それぞれの投資形態に応じた
リスクとリターンを考慮し、どちらが自分の投資スタイルに合うか検討することが非常
に重要です。
ここまでお読み頂きありがとうございました！皆様の不動産投資の一助になれば幸いです！
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