金豚の投資ブログ

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【比較】1棟アパート投資 vs 区分ワンルームマンション投資

みなさんこんにちは!金豚です。

今回は、投資用不動産の中でも1棟アパート投資と区分ワンルームマンション投資の

それぞれの特徴やメリットとデメリットについて解説をしていきたいと思います。

※このページは広告を含みます

 

大前提として、当ブログにて公開した内容については金豚が経験等に基づく個人的な見解となります。正確性の100%担保はできません。最終判断はご自身の責任とご判断で行っていただきますようお願い申し上げます。当ブログにより何らかの損失が発生した場合でも理由の如何を問わず責任は負えませんので、何卒ご了承ください。

 

 

 

1.1棟アパート投資とは?

そもそも、区分ワンルームマンション投資と何が違うのか?について簡単に説明します。
 
【概要】

 1棟アパート投資とは、その名前の通り【1つの建物全体を購入して投資する方法】

 です。具体的には、複数の居住ユニット(通常は賃貸アパート)を持つ建物を丸ごと

 購入し、その建物全体の賃料収入や物件の資産価値の上昇を目的として投資を行う

 形態を指します。なお、居住ユニットはいわゆる1K~2LDKのファミリー向けなど、

 様々な種類があります。

【主な特徴】

 〇建物全体を所有

 ワンルームマンション投資のように1部屋を所有するのではなく、建物全体

 (たとえば、4戸、8戸、またはそれ以上のユニットがあるアパート)を一括で

 所有します。

 〇収益の多様性

 複数の居住ユニットから賃料を得ることができるため、安定した収益を期待でき

 ます。例えば、10戸のアパートを所有している場合、そのうち1戸が空室になって

 も、残りの9戸からの賃料収入があります。

 〇管理のしやすさ

 建物全体の管理が必要となりますが、逆に言えば、建物全体を一括で管理をする

 ことで、効率的なメンテナンスや運営が可能です。

 〇土地の所有

 1棟アパートを購入すると、その建物が建っている土地も所有することになります。

 土地の価値が上がれば、投資全体の価値も上がる可能性があります。

 〇スケールメリット

 アパート一棟を所有することで、リフォームや修繕、管理業務においてコストを

 分散することが可能です。

2.1棟アパート投資 vs 区分ワンルームマンション投資

とてもわかりやすい資料がまとまっていたので、以下の表を参照ください。

参照 https://www.sumai1.com/useful/plus/investor/plus_0057.html

 

【1棟アパート投資のメリットとデメリット】

 ◎ メリット

  ・収益性の高さ

  一棟まるごと所有するため、複数の部屋から賃料収入を得ることができ、

  安定した収益を期待できます。

  ・管理の一元化

  物件全体を所有しているため、建物のメンテナンスや管理を一元化しやすく、

  管理コストを抑えられる場合があります。

  ・土地の価値

  一棟アパートの場合、土地も所有するため、土地の資産価値が上昇する可能性が

  あります。また、最悪の場合土地だけは価値があるため土地値で売却が可能です。

  ・賃貸市場のリスク分散

  複数の部屋を所有しているため、一部の部屋が空室でも他の部屋の賃料で収益を

  補うことができます。

 ✖ デメリット

  ・初期投資が高額

  一棟を購入するため、ワンルームマンションよりも初期投資が大きくなります。

  ・空室リスク

  部屋数が多いため、管理が行き届かないと空室が増えやすくなるリスクが

  あります。(ターゲット層など、エリア調査を緻密に行う必要があります)

  ・管理の手間

  複数の部屋を管理するため、管理の手間や時間が増えることがあります。

  ・流動性の低さ

  一棟売却は、ワンルームマンションと比べて買い手が限られるため、

  売却に時間がかかることがあります。(上述のように初期投資が高額なため)

 

ワンルームマンション投資のメリットとデメリット】

 ◎ メリット

  ・初期投資が比較的低い

  1棟アパートに比べ、ワンルームマンションは比較的少ない資金で購入可能です。

  ※1棟アパート ⇒ 頭金約1,000~2,000万円+諸経費(物件価格の約7%くらい)

  ※ワンルームマンション ⇒ 頭金約100万円+諸経費(物件価格の約3%くらい)

  ・流動性が高い

  市場に出回っている数が多く、需要も高いため、売却が比較的容易です。

  ※1棟アパート ⇒ 売却まで最低約1年くらい

  ※ワンルームマンション ⇒ 売却まで3か月くらい

  ・管理の手間が少ない

  小規模な物件であり、管理が簡単で手間が少ないです。

  ・集中投資

  場所や物件を絞って投資できるため、立地が良い物件に集中投資することで

  高い収益を期待できます。

 ✖ デメリット

  ・収益性の限界

  部屋が1つしかないため、収益はその部屋からの賃料に依存し、空室が出ると

  収益がゼロになるリスクがあります。

  ・物件価値の下落リスク

  特に新築や築浅のワンルームマンションは経年劣化による価値の下落が早い

  場合があり、資産価値の維持が難しいことがあります。

  (築古物件は比較的物件価格の下落が終了しているので例外)

  ・管理費、修繕積立金の家賃に対する負担割合が大きい

  管理費や修繕積立金の負担がかかり、長期的にはコストが増える可能性が

  あります。

  ・賃貸市場の影響

  地域の賃貸需要が低下した場合、すぐに影響を受けやすいです。

3.まとめ

 ここまで1棟アパート投資と区分ワンルームマンション投資について解説しました。

 どちらの投資も、メリット・デメリットが表裏一体となっていますが、第1に考える

 べきことは、あなたの【投資目的】です。なんのために不動産投資をするのか?

 これをきちんと熟慮することで、あなたの取り組むべき収益物件がある程度決まり

 ます。これに加え、リスク許容度、資金状況に応じて選択することが重要です。

 この記事があなたの不動産投資に役立つことを願います。

 ここまでお読みいただきありがとうございました!